【改訂版】MMDの背景を透過してみよう※2018年追記アリ

前回書いた記事よりもっと簡単でクオリティの高い方法が見つかったので追記です。

↓前回の記事↓

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【改訂版】※最下部に追記事項アリ

 

まず、MMDの導入まで済ませてください。

或るプログラマの一生」Ut Videoコーデックのインストールをします。

上記作者様のページに飛んで「[UtVideo] バージョン ※〇〇〇〇」をDLしインストールします。※〇には最新バージョンの数字が入ります。

 

次にMMDでの操作になります。

通常通りモデル、モーションを取り込みあとは出力するだけの状態にして下さい。

「表示」タブから「座標軸表示」のレ点を外し、「背景」タブより「背景画像ファイル読込」 をし※背景が真緑の画像ファイルを読み込みます。

※緑色の背景画像は何でも大丈夫です、windows標準装備のペイントソフトで構いません。

最後に通常通りAVIファイルにて出力します。この時のビデオ圧縮コーデックは「Ut Video RGBA DMO」にして下さい。

ここまでがMMDでの操作になります。

 

次にAvi Utilでの操作です。

「設定」タブより「拡張設定」のレ点をつけて下さい。

Layer1の帯の部分に先ほど出力した.aviファイルをドラック&ドロップ。

クロマキー機能を使い背景の緑色を消して下さい。

最後に出力の部分で間違えてしまうと透過されません。

「ファイル」タブよりプラグイン出力を選択し、MMDでの出力と同じ「Ut Video RGBA DMO」で出力して下さい。

手順に間違えがなければモデル以外が透過されたファイルが出力されるはずです。

もしモデルに緑色が含まれている場合はモデルに含まれない色の背景画像を作ってMMDで読み込み、作成して下さい。

 

疑問点等ありましたらコメントにてお知らせ下さい。

 

 

 ※2018年12月12日追記事項

前回の記事更新からある程度時間が経ってもっと簡単な方法が見つかったので追記します。

そもそもMMDの出力動画の背景を透過したいシチュエーションとは何なのか。

自分の場合はネット配信時にMMDで作成した動画の背景を透過して対象だけを躍らせたい、というのが目的でした。

このシチュエーションに限ってはMMDで出力する際に背景を、

対象の人物に含まれない色で出力する

です。

あとはOBSやその他配信ソフトの「クロマキー機能」、「ループ再生機能」を使って背景を透過します。

この方法をとればMMDだけで完結します。